
「渡辺省亭-欧米を魅了した花鳥画-」
(東京展)

明治から大正にかけて活躍した渡辺省亭の全貌を明らかにするはじめての展覧会です。省亭は明治11(1878)年の万博を機にパリに渡り、ドガをはじめ印象派の画家たちと交流した経験を持ちます。
繊細で洒脱な花鳥画は、その後、万博への出品やロンドンでの個展などにより、海外で高い評価を得ます。一方、国内では、迎賓館赤坂離宮の七宝額原画を描くなど、その実力は認められながらも、明治30年代以降は次第に中央画壇から離れて市井の画家を貫いたため、展覧会で紹介されることが少なくなりました。
この展覧会は、近年再評価され、注目される省亭の海外からの里帰り作品を含め、これまで知られていなかった個人コレクションを中心に、全画業を紹介する待望の企画です。
2021年2月1日

会期 | 2021年3月27日(土)~5月23日(日) |
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会場 | 東京藝術大学大学美術館(東京都台東区上野公園12-8) |
休館日 | 月曜日※ただし、5月3日(月・祝)は開館 |
開館時間 | 午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
主催 | 東京藝術大学、東京新聞、NHK、NHKプロモーション |
問合せ | ハローダイヤル03-5777-8600 公式サイト ※クリックするとNHKサイトを離れます |
巡回 | 愛知展:岡崎市美術博物館 2021年5月29日(土)~7月11日(日)予定 静岡展:佐野美術館 2021年7月17日(土)~8月29日(日) |
